↓健康に関するブログはこちらにもたくさんあります^^↓
にほんブログ村 健康ブログへ

2015年09月27日

タンパク質から神経伝達物質への代謝経路

神経伝達物質代謝.png

食べたタンパク質が分解されて各アミノ酸が出来ます。
フェニルアラニン、チロシンはドーパミン→ノルアドレナリン→アドレナリンへと利用されます。これはどちらかと言うとやる気、活力に影響する系統です。
トリプトファンはセロトニン→メラトニンと利用されます。こちらは落ち着き、睡眠に影響が強いです。
グルタミン→グルタミン酸→GABAの系列ですが、これは少し癖があり、グルタミン酸は興奮性の神経伝達物質として働き、多すぎると毒性があります。対してGABAは神経の興奮を抑えて鎮静する方の作用が有名です。ですのでグルタミンサプリメントの補給は慎重に行わなくてはなりません。ソ連で発明されたピカミロンという薬が血液脳関門を通過した後GABAに分解されますので興味のある方は検索してみてください。個人輸入でのみ購入できます。

あと各反応に必要となってくるビタミン、ミネラル類ですね。これらが欠乏しても脳の機能に影響が出ます。銅は摂り過ぎると危ないので難しいです。鉄、葉酸、ナイアシン(VB3)、ビタミンB6、マグネシウム、あとカルシウムが大事です。
各アミノ酸をサプリで補う場合、できるだけ代謝経路の上の方から試してみてください。例えば、やる気、活力が足りないのでサプリを試したいと思った時、チロシンよりもフェニルアラニンの方からが無難です。もっといいのはアミノ酸スコア100のプロテインです。アミノ酸を単体で摂ると、脳に入るアミノ酸のバランスが崩れてしまって脳の不調に繋がることがあるからです。(参考記事、うつ病に分岐鎖アミノ酸(BCAA)の取り過ぎは禁物)。抗うつ剤を飲んでいる方はトリプトファンの摂取はセロトニン中毒を引き起こしやすくなるので主治医と相談してみてください。


マルチビタミン、ミネラルはこれがおすすめ!!含有量が違います。




posted by 大前伍長 at 00:26 | Comment(0) | 栄養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月26日

ロゼレムがうつ病の危険性を高める!?

不眠症治療薬、ロゼレムは一般薬剤名「ラメルテオン」で、メラトニン受容体を刺激することで眠気を誘発する。
アメリカ食品医薬品局が公開したデータの分析により、偽薬と比較してうつ病の危険性を2倍に高めることが見出されている(Wikipedia、 Kripke, Daniel F (2007). "Greater incidence of depression with hypnotic use than with placebo". BMC Psychiatry 7 (1))。体重増加の副作用も指摘されている。


メラトニンと同様の作用で自然な眠気を誘発するということで穏やかな薬かと思っていましたが思いがけない副作用があるんですね。。。


posted by 大前伍長 at 23:55 | Comment(0) | うつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

アシュワガンダ濃縮エキス投与がストレス、不安を軽減した。

Indian J Psychol Med. 2012 Jul;34(3):255-62. doi: 10.4103/0253-7176.106022.
A prospective, randomized double-blind, placebo-controlled study of safety and efficacy of a high-concentration full-spectrum extract of ashwagandha root in reducing stress and anxiety in adults.

信頼できる実験データです。二重盲検テスト(サプリを渡す側も飲む側もそれが本物か偽薬かわからない状態で行う。プラシーボ効果が出にくい)による成人のデータです。

300mgの濃縮アシュワガンダエキスの入ったカプセルを1日2回にわけて60日飲んでもらったところ、対照群と比べてストレス尺度が減少し、さらに血清中のコルチゾール濃度も有意に減少した。
また、深刻な副作用もなかったようです。
ちなみに妊婦の方は服用してはいけません。

コルチゾールはストレスを感じた時に副腎皮質から放出されるホルモンで、血糖値を上げるなどしてストレスに対抗するためのホルモンですが、慢性的にストレスを受けてコルチゾールの濃度が高い状態が続くとその制御が効かなくなってきてずっと高い状態のままになってしまいます。そうなるとコルチゾールには神経毒性があり、脳の海馬あたりからダメージを受けてきます。そしてうつを発症すると言われています。うつの負の連鎖を断ち切る一つの手段として高いままのコルチゾール濃度を下げてやる方法が考えられています。


posted by 大前伍長 at 01:43 | Comment(0) | アシュワガンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。